令和5年度文化庁長官表彰を受賞しました

ISSJ常務理事の石川美絵子が、以下の評価をいただき「令和5年度文化庁長官表彰」を受賞しました。

永年にわたり社会福祉の視点から、多様な機関と連携し、特に脆弱な難民避難民女性・外国につながる子供のための日本語教室を運営するとともに 、自立につなげるためのコミュニティー支援に取り組んでいる。また、日本語教師のための難民理解研修にも尽力し、日本の国際貢献及び文化共生の推進に大きく貢献している。(令和五年度文化庁長官表彰名簿より引用)

文化庁長官表彰についてはこちら(文化庁ウェブサイト)
令和五年度文化庁長官表彰名簿はこちら

日本語教室の様子

 

石川よりご挨拶

この度、日本語教育部門において、文化庁長官表彰をいただけることになりました。これは、ISSJがこれまで取り組んできた「女性のための日本語教室」について評価をいただいたものです。1人でも多くの移住女性が学び、社会につながる機会を提供したいという思いで、2017年に始めました。教室の運営を通じて、ムスリムや子育て期にある女性たちの声を多く聞いてきました。学びたいと強く願っていても、教室へのアクセスに制約がある人々がいます。彼女たちが言葉を学ぶことで自信を取り戻し、より前向きになっていく様子は、私たち関係者にも力をくれました。
私がこのような栄えある賞をいただけるのは、教室運営に協力してくださる方々、継続的に通ってきてくださる学習者さんのおかげであり、関係者全員を代表しての受賞だと思っています。今後も、移住女性の声に耳を傾け、課題の解決に努めていきたいと思います。引き続き、ご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。