代表挨拶

ISSJ理事長 永坂 哲

日本国際社会事業団は1959年に厚生省から認可された社会福祉法人で、同時にジュネーブに本部を置き、現在、世界140カ国以上にネットワークを持つ国際福祉機関ISSの日本支部でもあります。第二次世界大戦直後、民間団体「日米孤児救済合同委員会」として駐留軍兵士と日本人女性の間に生まれた混血児童の救済策として国際養子縁組支援活動を行っていました。

この活動を知った当時の国会議員で、衆議院議長もされた松田竹千代氏が「これは戦後処理の一つではないか」といって、当時の橋元龍伍厚生大臣、ジュネーブに本部を置く国際福祉機関 International Social Serviceのカーク事務局長、植村甲午郎経団連副会長、葛西嘉資日本赤十字社副社長等と協議し、1959年に厚生省(現 厚生労働省)の認可を得て社会福祉法人となりました。

近年、国際交流も進む中、外国人に関係する福祉相談もますます複雑になってきております。日本国際社会事業団は国際福祉の専門知識を持ち語学堪能な専門ソーシャルワーカーにより、二カ国にまたがる国際福祉サービス(養子縁組支援、無国籍児童の国籍取得支援、難民申請者へのカウンセリング、ハーグ条約対象の親子の面会交流支援など)を、政府関係省庁、国際福祉機関、UNHCR、裁判所、病院、福祉施設、各国の大使館や政府機関などと協力して「国境を越えて愛の手を!」をモットーに問題解決に取り組んでいます。

私たちの活動は多くの企業、個人の皆様からのご寄付、ご支援により支えられております。今後ともご理解とご支援のほど心からお願い申し上げます。