『ムスリム女性のための日本語教室 in 千葉』が始まりました!

『ムスリム女性のための日本語教室 in 千葉』が本日から始まりました!

赤い羽根福祉基金助成事業の一環として開催している本教室。
ここでは、地域に暮らす女性(お母さん)たちが、生活に必要な日本語を習得することはもちろんのこと、女性たちが日常生活のなかで抱えるさまざまな困りごとを吸い上げ、適切な資源に繋げていくことを目指しています。

地域に定住する外国籍の家族が増える中、日本語教室などにアクセスできて
いる女性もいますが、それぞれのニーズに即した教室はまだまだ少ないのが現状です。
「ムスリム女性に配慮した教室ははじめて。とても嬉しい!」と、女性たちの大きな期待を感じます。
子育てに追われる女性たちがほっと一息つけるような、安心安全な居場所の一つになればと思っています。

初日の今日は、どうなることかと女性たちのみならず、先生方やISSJスタッフも僅かながらの不安を抱えていましたが、2時間の学習を終えた女性たちの晴れやかな表情が、それらを払しょくしてくれました。

元気いっぱいの子どもたちの託児をどうするのか、学習した日本語を日常生活にどう結び付けていくのかなど、まだまだ課題はありますが、女性たちとの対話の中で、解決策を見つけていきたいと思っています。

当事者と地域社会とをつなぐ橋渡しの役割が担えるよう、これからも取り組んで参ります。

*本事業は、「赤い羽根福祉基金」の助成を受けて実施しています。