奨学金を希望する方へ

2025年度応募要項

応募概要

詳細は「募集要項」をご覧ください。

対象者  以下の(1)から(7)までの項目すべてに該当する人が応募いただけます。在留資格の種類及びその有無は問いません。

(1)次のいずれかに当てはまる人(外国にルーツのある人)
・ 応募者本人が外国籍又は無国籍(保護者の国籍は問いません)
・ 応募者の保護者の少なくとも一方が外国籍又は無国籍
・ 応募者の保護者の少なくとも一方が帰化により日本国籍を有しているが、もともとは外国籍又は無国籍

(2)日本国内の高等学校を 2026年 3 月に卒業予定の人、又は、各進学希望機関(大学・専門学校)の出願資格を満たす人

(3)2026年4月より日本国内の高等教育機関(大学、専門学校等)に進学を希望している人

(4)経済的な理由等により高等教育機関への就学が困難な人のうち、「高等教育の就学支援新制度(授業料の減免+給付型奨学金)」への申し込み資格がない人

(5)応募者のことをよく知る、親族以外の推薦者がいる人

(6)将来設計について具体的に考え、高等教育機関への就学に対する強い意志を持つ人

(7)ISSJとのコミュニケーション(必要事項の連絡、手続き等)に協力的な人
支援人数  最大8名
給付内容  ①入学準備金 30万円/人
②就学奨励金 最大5万円/半期 
※①給付者に対し、一定の基準を満たしている場合に限り、半期に一度継続給付を行います
応募期間   2025年9月1日(月)~9月15日(月・祝)23:59

応募方法

募集要項をご確認の上、以下の手順1、手順2の両方を募集期間内に完了してください。

手順1:申請者本人による手続き
「ISSJ Scholarship for Youth」応募フォーム より必要事項を記入の上、募集要項の必要書類のデータをアップロードし、提出してください。「応募フォーム 項目一覧及び記入時の注意点」をよく読み、間違いのないように記入してください。

手順2:推薦者による手続き
「推薦書提出フォーム」より、必要事項を記入の上、必要書類をアップロードし、提出してください。詳細は以下の「推薦書提出フォーム 項目一覧及び記入時の注意点」をご覧ください。

応募から給付までの流れ

応募から給付までの流れ
 2025年7月上旬応募要項の公開
 2025年9月1日応募フォームの公開、応募開始
9月15日応募締め切り

※応募フォーム記載内容に不明点がある場合など、応募者本人又は推薦者に問い合わせをする場合があります。

2025年10月上旬一次選考結果の通知
※応募者全員にメールで通知します。
2025年10月下旬二次選考(オンライン面接審査)の実施
※日程候補日が決まり次第、掲載します。
 応募者は予定を空けておいてください。
2025年11月上旬最終結果の通知
※面接実施者全員にメールで通知します。
2025年11月上旬採用決定者への書類送付(志望校届出書など)
※採用決定者全員に郵送します。
必要書類に記入の上、期日までに返送してください。
2025年11月~2026年3月入学準備金の給付
志望校への合格が決まり、合格通知書が提出され次第、順次給付します。
2026年4月入学したことのわかる写真の提出
就学奨励金
 2026年8月~9月春学期の成績表の提出
事務局によるヒアリング(オンライン又は対面)
 2026年9月~10月就学奨励金の給付

※その後の就学奨励金の給付:進級確定時及び各学年の春学期終了時

※スケジュールは、状況により変更される場合があります。

実施報告

2024年度実績

応募者:16名
 国籍国/地域:12ヶ国/地域
 在留資格:仮放免、家族滞在、留学、定住者、公用、特別永住
採用者:7名
 進学先:専門学校3名、四年制大学2名、短期大学2名

よくある質問


現在、「仮放免」という身分であり、在留資格がありません。応募することはできますか。

応募要項に記載している「対象者」の条件に該当していれば、在留資格の種類およびその有無は問いません。仮放免の方は、「高等教育の就学支援新制度」の対象にはなりませんので、他の条件を満たしている場合、ご応募いただけます。

「高等教育の就学支援新制度」の対象かどうかわかりません

「高等教育の修学支援新制度」の詳細については、文部科学省のサイトをご参照ください。

また、文部科学省が、修学支援新制度に関する質問と回答(Q&A)を公開しています。「(資料8)新制度における国籍・在留資格に関する要件」をご確認ください。

まずは、学校の先生(進路指導の先生が良いと思います)に確認してもらってください。それでもわからない場合は、ISSJまでお問い合わせください。

すでに高校を卒業しています。応募することはできますか。

高校卒業後、これまでに高等教育機関に進学した経験がなく、2026年4月に初めて入学を希望する場合、年齢に関わらずご応募いただけます。

ただし、高校を卒業してから2年以内であれば、「高等教育の就学支援新制度」の対象となりますので、よく確認してください。

高等教育の就学支援新制度ではない、他の給付型奨学金にも応募を検討しています。両方に応募することはできますか。

他の給付型奨学金との併願(応募)は問題ありませんが、入学金及び初年度納入金に相当する他の給付型奨学金との併用は認められません。

したがって、他の給付型奨学金の受給が既に決定している場合は、ご応募いただいても対象外となります。また、本奨学金での採用決定後に、他の給付型奨学金の受給も決まった場合は、原則としてご辞退いただくことになります。

ただし、生活支援金や貸与型奨学金との併用は可能です。

奨学金の採用が決まった後、志望校を変更して受験をしてもいいですか。

応募時と採用決定時に、それぞれ志望校を確認させていただきます。応募時の志望校から大幅に変更があった場合、採用が取り消される可能性があります。

例えば、応募時に志望していた専攻とは全く異なる専攻となる場合など、選考基準の一つとしている将来のビジョンに大きく変更が生じる場合は、採用取り消しについて協議を行い、決定します。

採用決定後に提出いただく「志望校届出書」から変更がある場合は、できるだけ早く事務局にご連絡いただくようお願いしています。

大学への進学前に、まずは日本語の予備教育のための学科に入学したいと考えています。奨学金の対象になりますか。

本奨学金は、日本語を学ぶことを目的とした進学は対象となりません。

日本の大学ですが、英語での学位取得を目指すコースに進学を希望しています。奨学金の対象になりますか。

対象になります。

2026年9月入学の大学を希望しています。奨学金の対象になりますか。

日本国内の大学である場合、対象になります。

ただし、9月入学のコースを希望する理由や必然性については、志望動機等でご説明下さい。

特待生としての進学を希望しています。特待生合格となった場合は入学金も免除される予定です。奨学金に応募できますか。

ご応募いただけます。

採用された後に特待生として合格され、入学金も免除となった場合には、ご辞退いただくことになります。特待生の内容によっては、給付できる場合もありますので、まずは、特待生を目指して頑張ってください。

推薦者の条件はありますか。高校の担任の先生にお願いするのが良いでしょうか。

親族以外の大人であれば、どなたでも推薦者になっていただけます。
ただし、応募者の来日の経緯や在留資格、生活状況、人となりについて、よく知っている方になっていただく必要があります。必ずしも担任の先生である必要はなく、学校や支援団体等の所属の有無は問いません。

応募者の進路選択にコミットし、かつ、事務局からの問い合わせにご対応いただける方にお願いしてください。

応募フォームの入力に必要なGmailアカウントをもっていません。

応募者については、Gmailアカウントを作成の上、応募フォームよりご応募ください。アカウント作成やフォーム利用に関する技術的なお問い合わせには対応いたしかねます。

推薦者については、推薦書提出フォームを利用しない方法でのご提出も可能です。推薦書提出フォーム 項目一覧及び記入時の注意点をご確認の上、事務局までお問い合わせください。

すでに大学に在籍してきます。就学奨励金のみに応募することはできますか。

残念ながら、就学奨励金のみの給付は行っておりません。あくまでも、入学準備金の給付者に対し、継続的な支援を行うものになります。

就学奨励金の給付を受けるための「一定の基準」とは何ですか?

入学後の経済状況及び学業の達成状況に基づき判断します。

入学後に受給が決まった他の給付型奨学金や生活支援金との併用は、原則不可としていますが、面談を通して個別の状況を把握した上で判断します。学業の達成状況としては、GPA2.3以上を目安としますが、特段の事情がある場合は考慮します。

就学奨励金給付に関する詳細は、採用者に別途お伝えしています。

就学奨励金はいつまでもらえますか?

最大4年間(4年生の春学期終了時まで)とし、原則的には入学した学校/学科の修業年限に限ります。

詳細は、採用者に別途お伝えしています。