Our Journey
これまでのあゆみ
~確かに紡いだ、今へと続く道~
難民の背景をもつ女性を含め、日本で暮らす移住女性は、日常生活の色々な場面で、いくつもの悩みや迷いに直面しています。さらに、移住に伴う家族関係の変化やメンタルヘルスの課題など、自分の力だけでは乗り越えることが困難な深刻な問題を抱えている人もいます。
私たちは、多様な当事者と接し、様々な課題と向き合う中で、確信したことがあります。
それは、多くの女性たちが「学ぶ機会」を欲していること。たとえ言葉が十分ではなかったとしても、「一人の大人」として扱われる経験が、彼女たちの尊厳を回復すること。そして、支援を受けるだけではなく、「自分の足で立って歩みたい」と願っていること。
これは、贅沢な望みでしょうか。そうではない、と私たちは考えています。
ここでは、この事業の構想が生まれるまでに実践してきた取り組みのいくつかを、ご紹介します。それぞれの資料には、彼女たちと歩んできた時間が詰まっています。
文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育事業 実施報告書

「ムスリム女性のための日本語教室」文集
2017~2019年度に実施した文化庁委託「生活者としての外国人」のための日本語教育事業。3年間の集大成として、文集を作成しました。来日直後に日本語ゼロから学び始めた人、日本での暮らしの中で日本語のコミュニケーションは身につけていたけれど、読み書きは初めて学んだ人――。参加者それぞれの3年間の学びの成果をご覧ください。

活動報告書「福祉の視点を取り入れた社会統合の試み」
2019年度~2020年度に実施した、赤い羽根福祉基金「日本語教室を開始した外国につながる家族へのアウトリーチと相談支援事業」の活動報告書です。「教育×福祉」の実践の場として、日本語教室と学習支援教室を捉え直しました。

みんなのレシピ Vol.1 ~日本の食材でつくる故郷の料理
同志社大学グローバル地域文化学部の授業に、難民の背景を持つ移住女性10名が参加し、大学生との共同プロジェクトに挑戦しました。移住女性たちが「先生」となって、移住女性として、母として、ムスリムとしての暮らしを語るとともに、自慢のお料理のレシピを学生さんに伝える、全10回のプロジェクト。女性たちの言葉を、学生たちがレシピ集にまとめました。

みんなのレシピ Vol.2 ~日本の食材でつくる故郷の料理
大学生との協働プロジェクト第2弾。2年連続で参加した女性もいます。「学生さんと話す、毎週の時間が楽しみだった」、「自分たちのことを知ってくれて嬉しい」との感想も寄せてくれました。

