家族の再会援助事業
戦争や内乱、あるいは政治的または宗教的迫害によって緊急に母国を逃れたため家族と別 れ別れになった人々が、難民あるいは難民申請者として日本に入国した後、家族を呼び寄せたいと考えてISSJに援助を求めてきます。またやむを得ない事情によって実親の養育が受けられなくなり国際養子縁組によって海外へ渡った子どもたちが、実親との再会を希望する実親探しのケースも多く依頼されます。さらに戦後日本に駐留していた外国人軍人と日本女性の間に生まれた子どもたちが成長して、実父に会うことを望んだり、あるいは戦時中日本軍人と旧植民地や東南アジアの女性との間に出生した子どもたちが実父を探すケースもあります。
家族の再会は双方の事情を良く調査した上で、再会することが当事者たちにとって幸福かどうか、または子どもの福祉にかなうかどうかの判断が必要とされます。大変地道で慎重な調査を要する事業ですが、無事家族が再会できた時、依頼者の喜びを共感しながら、家族の絆を改めて考えさせられます。