あけましておめでとうございます
お正月二日・三日と箱根駅伝を見ておりました。まさに自分との戦いです。一歩一歩、歩を進めない限りゴールに近づかない。どんなに苦しくても誰も手伝ってはくれない。しかも自分が走るのをやめればチームの皆に迷惑がかかる。厳しい条件の中でひたすら走る若者を見ていますと、日本の将来には大きな希望があると確信できました。精神的な苦痛や肉体的な苦痛を克服するためには、若いエネルギーが必要です。こうした苦しい体験を年若いうちに少しでも多く経験することで、健全な青少年少女が育つのではないでしょうか。少子化の影響なのか、親が豊かになったのか、一人の子どもにかけるお金の額が日本の経済を支えるといわれるほど子どもに使う金額が多くなっております。その結果として、お金だけが全てであり、お金さえあれば何でもできると錯覚した子ども達が増えているように思います。子どもにはお金よりも愛情が必要です。愛情とは時に厳しいものです。
途上国では、貧困の中で懸命に家族を支えようと働く子ども達の姿があります。家族の一員として生きていくための役割を果たしているのですから、その姿は堂々としています。
今年は『家族』についてしっかりと考えていきたいと思います。そのためにも、様々な理由で家族と別れて生きなければならない子ども達に、新しい家族を与える国際養子縁組、養育をしてくれる親族探し、また本国で迫害から家族と離れ離れになって日本に逃げてきた難民の人たちへの支援等、ISSJでなければ出来ない支援活動に、役職員一同より力を入れてまいりたいと思います。
旧年中のご愛顧に感謝申し上げますと共に、今年も皆様の温かいご支援、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
理事長 岩井 敏
常務理事 大森 邦子