カンボジア・プロジェクト
 
 

平成12年度のプログラム完了報告を終え、新たに平成13年度7月より「郵政事業庁国際ボランティア貯金に係る寄付金」の配分を受けることができました。平成12年度はチャムロンパルの村人を対象にした聞き取り調査を行いました。ISSJが初めてこのプログラムをスタートさせた頃と現在の村人の暮らしが変化していることをふまえ、あらためて村のニーズを確認し、それに沿ってプテアニョニョムは何をすべきかを考えることがこの調査の目的でした。チャムロンパルは6つのグループからなる村で、それぞれのグループは約100家族で構成されています。現地スタッフは各グループのリーダーと事前に打ち合わせてそれぞれの地域へ行きました。道の端に机をひとつ置いてスタッフが準備をすると、どこからともなく村人がそこへ集まってきて、調査が始まるというスタイルでした。このように村人と現地スタッフとの間に築かれた信頼関係によって、調査はとても自然な形で行われました。

今回の調査の結果により、英語教育への関心が高いことが分かり、今年度からプテアニョニョムでの英語の授業を本格的にスタートさせました。プテアニョニョムに子どもを通 わせる親たちは、自分の子ども達が英語を取得し、将来少しでもよい職業について欲しいと願っています。親の子どもに対する切実な願いの中にもまだまだ村人の貧しさが反映されていることに現実の厳しさを痛感しました。

アメリカのテロ事件により世界に緊張が走りました。武力対武力の血で血を洗うような事態がまた起ころうとしています。プテアニョニョムのような草の根の国際貢献を通 して少しでも国を越えてお互いを理解し、協力し合うすばらしさを世界へ広げていけるよう、これからもスタッフ一同努力していきたいと思います。